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【2026年版】DCブレーキ搭載リール3機種比較|釣り歴20年が辛口で本音レビュー

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シマノのDCブレーキ搭載ベイトリールは「バックラッシュしにくい」ことで人気ですが、ラインナップは複数あり価格差も大きいので、どれを選べばいいか迷う人は多いはずです。私は釣り歴20年以上、山梨県在住で富士五湖から静岡の海までバス・シーバスを釣ってきましたが、この記事では現行の「24メタニウムDC」「26スコーピオンDC MD」「23アンタレスDC MD」の3機種を、実際の使用感も交えながら辛口目線で比較します。結論を先に言うと、予算に余裕があれば23アンタレスDC MD、コスパ重視なら2026年7月発売の26スコーピオンDC MDが今いちばん狙い目です。

DCブレーキ搭載ベイトリールのイメージ|バス釣り用リール3機種比較

DCブレーキとは?なぜバックラッシュしにくいのか

DCブレーキは、スプールの回転をマイコンが常時監視し、遠心力ブレーキやマグネットブレーキよりも細かく制動力を自動調整する仕組みです。キャスト直後の初速が最も速いタイミングでしっかりブレーキをかけ、飛行後半はブレーキを弱めて伸びを稼ぐ、という制御を投げるたびに自動でやってくれるのが最大の利点です。そのぶん機構が複雑で価格も上がりますが、「初心者でもバックラッシュしにくい」「上級者はより攻めた設定で飛距離を伸ばせる」という両方のメリットがあります。

現行DCリール3機種スペック比較表

2026年7月時点の情報です。旧モデル(17スコーピオンDC・15メタニウムDC・18アンタレスDC)はすでに現行流通していないため、後継の現行モデルで比較しています。

項目24メタニウムDC26スコーピオンDC MD23アンタレスDC MD
位置づけオールラウンド機大口径コスパ機(2026年7月発売)シマノ最高峰フラッグシップ
スプール径/幅34mm/25mm38mm/21mm38mm/21mm
自重目安約210g約225g約235g
参考価格帯(メーカー希望)44,500円84,100円
ブレーキDC(従来型)最新I-DC5NEW4×8DC MD
海水対応淡水メイン想定淡水〜ライトソルトソルト対応(MD=モンスタードライブ)

各機種を辛口レビュー

旧記事(2019年執筆)ではスコーピオンDC・メタニウムDC・アンタレスDCの旧モデルを比較していましたが、この3系統は世代交代が進んでおり、現行モデルはキャラクターがかなり変わっています。ここでは現行モデルベースで評価します。

24メタニウムDC — 手堅いが「尖った個性」はない

シマノ(SHIMANO) 24メタニウムDC

シマノ(SHIMANO) 24メタニウムDC

参考価格 ¥49,386(2026年7月時点・楽天)

旧15メタニウムDCから約9年ぶりにフルモデルチェンジしたのが24メタニウムDCです。34mm径のマグナムライトスプールIIIを採用し、幅広いウェイトのルアーを違和感なくキャストできるオールラウンド設計になりました。サイドプレート外側のダイヤルでブレーキモードを切り替えられるようになり、いちいちサイドプレートを開ける手間がなくなったのは地味に便利です。

【使ってみての感想】正直なところ「悪くはないが突出した長所も見当たらない」というのが率直な評価です。スコーピオンDC系ほど軽快でもなく、アンタレスDC MDほどの飛距離もありません。ただ裏を返せば「クセがなく誰にでも扱いやすい」ということでもあるので、DCリールを初めて使う人の1台目としては十分な選択肢です。旧モデルで指摘されていたギヤの消耗の早さは、現行モデルでは改善報告が多く見られます。

26スコーピオンDC MD — 2026年7月発売、いま最も注目すべき1台

シマノ(SHIMANO) 26スコーピオンDC MD

シマノ(SHIMANO) 26スコーピオンDC MD

参考価格 ¥34,265(2026年7月時点・楽天)

この記事を書いている2026年7月時点でいちばん話題になっているのが、まさに発売されたばかりの26スコーピオンDC MDです。従来のスコーピオンDC(34mm・150番)とは別物と言っていいほどの刷新で、スプールを38mm径・200番へ大型化し、ブレーキも最新のI-DC5に。スプールサイズはアンタレスDC MDと同じ設計で、ハンドル1回転あたりの巻き取り量も200番クラスで最速級です。

【使ってみての感想】メーカー希望小売価格は44,500円ですが、発売直後の実売はすでに3万円台前半まで下がっており、この価格でアンタレス譲りの大口径スプールとI-DC5が手に入るのは正直コスパが高すぎると感じました。ビッグベイトのジャークや向かい風での遠投など、パワーが必要な場面での安定感はスコーピオン旧モデルから明確に向上しています。一方でボディは大型化した分だけ取り回しは少し重くなるので、軽量ルアーのピッチングを多用する人には旧来の150番スコーピオンDCが今も現行で残っている点は覚えておいてください。「スコーピオン」の名前がついていますが、実質的にはアンタレスDC MDの廉価版に近い立ち位置です。

23アンタレスDC MD — 妥協なしのフラッグシップ、ただし本気の価格

シマノ(SHIMANO) 23アンタレスDC MD

シマノ(SHIMANO) 23アンタレスDC MD

参考価格 ¥65,670(2026年7月時点・楽天) ★5.0(7件)

シマノのベイトリールにおける最高峰モデルです。低慣性のマグナムライトスプールIIIと、NEW4×8DC MDチューンによる精密なブレーキ制御を組み合わせ、飛距離・トラブルレス性ともに現行DCリールの中で頭ひとつ抜けています。ソルトウォーターにも対応した「MD(モンスタードライブ)」仕様で、シーバスやロックフィッシュ、青物のショアジギングまでこなせる汎用性も魅力です。

【使ってみての感想】メーカー希望小売価格は84,100円、実売でも6万円台後半が中心で、正直なところ気軽には買えない価格です。ただしそれに見合うだけの完成度で、向かい風でも失速しにくいキャストフィールは他の2機種とは体感が違います。ギア比はハイギア(HG)・エクストラハイギア(XG)中心のラインナップなので、スローなただ巻きを多用する釣りにはあえて別のリールを用意した方が快適です。「予算があるなら悩まずこれ」というのが率直な結論で、無理に手を出すよりは腕と実績を積んでから迎える1台だと思います。

3機種とも海で使える?

23アンタレスDC MDは設計段階からソルトウォーター対応(MD仕様)なので、シーバスやロックフィッシュなど海釣りにもそのまま使えます。26スコーピオンDC MDは淡水〜ライトなソルトゲームまでは問題ありませんが、本格的なオフショアの酷使には過信しない方が無難です。24メタニウムDCも海水での使用実績は多く報告されていますが、ソルト専用設計ではないため、使用後の真水洗浄・注油などのメンテナンスは他の2機種以上に丁寧に行うことをおすすめします。本格的に海がメインなら、シマノのソルト専用DCリール(エクスセンスDCなど)も選択肢に入れると失敗が少なくなります。

DCブレーキ搭載リール3機種まとめ

2026年7月時点の現行モデルで比較した結論は次の通りです。

  • 予算に余裕があるなら → 23アンタレスDC MD(フラッグシップ、海でも使える万能機)
  • コスパと最新技術のバランス重視なら → 26スコーピオンDC MD(発売直後の今がいちばん注目度が高い)
  • とにかくクセなく1台目のDCリールが欲しいなら → 24メタニウムDC(オールラウンド)

DCリールはいずれも決して安くはない買い物です。旧モデルの型落ちを中古で狙うという手もありますが、生産終了モデルはパーツ供給が細る点には注意してください。価格は流通状況で日々変わるため、この記事の価格はあくまで参考価格として、購入前に必ず最新の実売価格を確認するようにしましょう。