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【2026年版】初心者におすすめのベイトリール4選|バックラッシュ対策も釣り歴20年が解説

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ベイトリールはスピニングリールと違って「バックラッシュ」というトラブルが起きるため、最初の1台選びで失敗すると釣りそのものが嫌になってしまいます。私は山梨県在住で釣り歴20年以上、富士五湖でのバス釣りを中心に静岡の海までベイトリールを使ってきましたが、この記事では2026年7月時点で実際に買える現行モデルの中から、初心者に本当におすすめできる4機種を辛口で紹介します。結論から言うと、予算1万円以内なら「ダイワ 24バスX 100H」、多少出せるなら「シマノ 23 SLX DC」がバックラッシュのストレスを一番減らしてくれます。

初心者におすすめのベイトリール選びのイメージ|バックラッシュ対策とバス釣り風景

そもそもバックラッシュとは?なぜ起きるのか

バックラッシュとは、キャストしたときにスプール(糸が巻かれている部品)の回転速度が、実際に出ていくラインの速度を上回ってしまい、リールの中で糸がぐちゃぐちゃに絡まってしまう現象です。ルアーが着水して止まっているのにスプールが回り続ける、という状態をイメージするとわかりやすいと思います。

対策の基本は、親指でスプールを軽く触れて回転を抑える「サミング」という技術ですが、最近のリールはブレーキシステムが優秀なので、正しくブレーキを設定していればサミングが下手でもそうそう大惨事にはなりません。つまり「初心者ほどブレーキ性能の良いリールを選ぶ」のが正解で、この記事でも価格の安さより性能を優先して選んでいます。

ブレーキの種類をざっくり理解しておく

  • 遠心ブレーキ(シマノ SVSなど)…キャスト前半に強く効く。飛距離を伸ばしやすいが設定はやや慣れが必要
  • マグネットブレーキ(ダイワ マグフォースなど)…キャスト全体に均一に効く。向かい風に強く、初心者に扱いやすい
  • DCブレーキ(シマノ)…電子制御で自動調整。最もバックラッシュしにくいが価格は上がる

初心者におすすめのベイトリール4選

旧バージョンのこの記事ではカシータスMGLとダイワ フエゴCTを推していましたが、2026年7月時点で楽天市場を確認したところ、この2機種はすでに本体の流通がほぼなく、補修パーツしか出てきません。つまり両機種とも実質的に販売終了です。今から買うリールとしては選択肢に入らないので、現行モデルで選び直しました。

① ダイワ 24バスX 100H — 1万円以下の最適解

ダイワ(DAIWA) 24バスX 100H

ダイワ(DAIWA) 24バスX 100H

参考価格 ¥9,091(2026年7月時点・楽天)

2024年4月にリニューアルされたダイワのエントリーモデルです。スプールがアルミ製φ32mmに変更されて糸巻き量が確保され、ブレーキはダイワの定番であるマグフォースを搭載しています。メーカー希望本体価格は11,000円ですが、実売は9,000円前後で手に入ります。ソルト対応なので、海でのチニングやベイトシーバスにも流用できます。

【使ってみての感想】この価格帯とは思えないほど外観の質感が良く、所有欲を満たしてくれます。マグネットブレーキなので向かい風でも安定していて、7〜8g程度の軽めのルアーでも設定を詰めれば気持ちよく投げられます。辛口に言うと、高速で巻いたときに巻き心地のザラつきを感じることはありますし、ギア比はハイギアのみで選べません。ただ「まずベイトリールがどんなものか知りたい」段階の1台としては、これ以上コスパの良い選択肢は思いつきません。

② シマノ 23 SLX DC — バックラッシュが本気で怖い人へ

シマノ(SHIMANO) 23 SLX DC 70HG

シマノ(SHIMANO) 23 SLX DC 70HG

参考価格 ¥20,451(2026年7月時点・楽天)

シマノのDCブレーキ搭載機の中で最も安いモデルです。DCブレーキはスプールの回転をマイコンが監視して自動でブレーキ力を調整してくれるため、サミングがまだ下手な初心者でもバックラッシュを大幅に減らせます。2023年モデルではマグナムライトスプールIIIを搭載してキャスト性能が向上しました。参考価格は2万円前後です。

【使ってみての感想】SLX DCのブレーキ設定は、飛距離よりもトラブル防止に振ってあります。上級者からすると「ブレーキが効きすぎる」と感じる場面もあるのですが、初心者にとってはそれこそが最大の長所です。正直、最初の1台にいきなり2万円は勇気がいると思います。ただ「バックラッシュで心が折れて釣りをやめる」ことが最大のリスクだと考えるなら、ここに投資する価値は十分あります。DCブレーキについて詳しく知りたい方は、DCリールを比較した記事も参考にしてください。

③ シマノ 17バスワンXT 150 — 最安で始めたいならまだ現役

シマノ(SHIMANO) 17バスワンXT 150

シマノ(SHIMANO) 17バスワンXT 150

参考価格 ¥7,585(2026年7月時点・楽天)

2017年のモデルですが、2026年7月現在も7,000円台で普通に流通している息の長いエントリー機です。SVSブレーキを内蔵しており、ギア比7.2、ナイロン16lbを100m巻ける設計で、巻き物から撃ち物までひと通りこなせます。

【使ってみての感想】この価格でよくできているリールで、飛距離も価格からは想像できないくらい出ます。ただし旧バージョンのこの記事には「飛距離だけならアンタレスDCに匹敵する」と書いてありましたが、これは正直に言って言い過ぎです。今読み返すと恥ずかしいので訂正しておきます。実際は価格なりで、フラッグシップ機とは体感で明確な差があります。ボディが樹脂製なのでビッグベイトや大型のシーバスには不安が残ります。バス釣りや小物釣りの範囲で使うぶんには十分です。2017年モデルなので、いずれパーツ供給が細くなる点だけは頭に入れておいてください。

④ ダイワ 25タトゥーラ SV TW — 長く使える「ちょっといい1台」

ダイワ(DAIWA) 25タトゥーラ SV TW 100H

ダイワ(DAIWA) 25タトゥーラ SV TW 100H

参考価格 ¥21,380(2026年7月時点・楽天)

2024年12月に登場したタトゥーラ第3世代のSVモデルです。φ32mmスプールにSV BOOSTを搭載し、スプールの回転数に応じて2段階でブレーキが働くため、SV機の弱点だった「キャスト後半の失速」がかなり改善されています。定価は35,640円ですが、実売は2万5千円前後です。

【使ってみての感想】ダイワのリールは全体的に、シマノに比べて狙ったポイントへピンポイントに投げ込む釣りが得意です。夏場に木の下の日陰に隠れているバスへ、低い弾道でルアーを滑り込ませるような場面ではこのリールが頼りになります。SV BOOSTのおかげでトラブルレス性も高く、初心者が使っても破綻しません。辛口に言えば、32mm径のスプールのわりにボディが大きめで、数値ほど軽快には感じません。また2万5千円は初心者の1台目としては明らかにオーバースペックです。ただ「どうせすぐ物足りなくなって買い替えるくらいなら最初から良いものを」という考え方なら、最も長く付き合える1台だと思います。

4機種のスペック比較表

2026年7月時点の情報です。価格は流通状況で変動するため参考価格として見てください。

機種参考価格帯ブレーキこんな人に
ダイワ 24バスX 100H9,000円前後マグフォース(マグネット)まず1万円以下で試したい
シマノ 23 SLX DC20,000円前後DC(電子制御)バックラッシュを徹底的に避けたい
シマノ 17バスワンXT 1507,300円前後SVS(遠心)とにかく安く始めたい
ダイワ 25タトゥーラ SV TW25,000円前後SV BOOST(マグネット)長く使える1台が欲しい

初心者にオススメのベイトリール4選 まとめ

最初の1台としての結論は次の通りです。

  • 迷ったらこれ → ダイワ 24バスX 100H(1万円以下・マグネットブレーキで扱いやすい)
  • バックラッシュが本気で不安 → シマノ 23 SLX DC(最安のDC機。投資する価値あり)
  • とにかく安く → シマノ 17バスワンXT 150(7千円台。ただし2017年モデル)
  • 買い替えたくない → ダイワ 25タトゥーラ SV TW(2万5千円。長く使える)

どのリールを選んでも、最初の数回はバックラッシュします。これはもう避けられません。ただ大事なのは、ブレーキをきちんと設定して、軽すぎるルアー(10g以下)をいきなり投げないことです。この2つを守るだけでトラブルは劇的に減りますし、5〜10投もすれば体が勝手にサミングを覚え始めます。諦めずに練習してみてください。

DCブレーキ搭載リールについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事で3機種を比較しています。