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ブラックバスをエサで釣る方法|安全なおすすめエサと、違法になるエサの注意点

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ブラックバスといえばルアー釣りが定番ですが、実はエサ釣りでも狙えます。むしろ、ハイプレッシャーでルアーに反応しなくなったバスや、初めてバスを釣らせたいお子さんには、エサ釣りのほうが結果が出やすい場面も多いです。私は山梨県在住で釣り歴20年以上、富士五湖を中心にバス釣りをしてきましたが、この記事では実際に釣れて、なおかつ法律に触れないエサと釣り方を紹介します。

先に一番大事なことをお伝えします。ネット上には「ブルーギルを泳がせ餌にするとよく釣れる」といった情報がいまだに出回っていますが、これは外来生物法に違反する行為です。知らずにやってしまうと、最大で3年以下の懲役または300万円以下の罰金の対象になり得ます。なぜダメなのか、そして代わりに何を使えばいいのかを、この記事で正しく整理します。

バス釣りに使うエサのイメージ

ブラックバスのエサ釣りで使える、安全なエサ

まずは安心して使えるエサから紹介します。どれも入手しやすく、法律上の問題もありません。

① ミミズ — 最も手軽で確実な万能エサ

エサ釣りの王道です。釣具店で「熊太郎」などの名前で売られているほか、雨上がりの土の中などから現地調達することもできます。ワッキーリグやダウンショットで使うワームの多くがミミズを模していることからも分かるとおり、バスはミミズに非常によく反応します。針につけて落とせば、あとはミミズが勝手にくねって誘ってくれるので、難しいアクションは要りません。バス用にはウナギ釣りに使うような大きめサイズを選ぶと効果的です。まず1種類だけ持っていくなら、これで間違いありません。

釣り餌用のミミズ

② エビ(シラサエビ・スジエビ) — 甲殻類好きのバスに

バスは甲殻類が大好物です。シラサエビやスジエビは釣具店でも入手しやすく、ミミズで反応がいまひとつのときの切り札になります。池や川の底をゆっくり這わせるように誘うと、下にいる良型が飛びついてくることがあります。ミミズと2種類持っておくと、その日の状況に合わせて使い分けられます。

③ 魚肉ソーセージ・かまぼこ — 虫が苦手な人・お子さん向け

「生き餌はどうしても触れない」という方には、魚肉ソーセージやかまぼこという選択肢もあります。意外に思われるかもしれませんが、匂いと柔らかさでバスは口を使ってきます。コンビニやスーパーで買えて、手も汚れにくいので、お子さん連れのファミリーフィッシングにも向いています。エサ持ちをよくするために、少し大きめに切って針にしっかり付けるのがコツです。

エサ釣りの仕掛けは「ウキ釣り」か「のべ竿」が基本

難しい道具は要りません。もっともスタンダードなのはウキ釣りで、ウキの位置を変えるだけで狙う深さを自由に調整できます。足元を探るだけなら、リールも要らないのべ竿(渓流竿)にウキと針をつけるだけで十分です。管理釣り場ではのべ竿とミミズを一式レンタルできるところもあるので、「まずエサ釣りを試したい」という方は、そうした施設から始めるのが手軽です。

ウキ釣りとのべ竿の仕掛け

【要注意】ネットで見かける「やってはいけないエサ」

ここからが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。「よく釣れる」と紹介されているエサや釣り方の中には、実は法律違反になるものが混ざっています。知らずにやってしまわないよう、はっきり書いておきます。

ブルーギルの泳がせ釣りは「違法」です

これが最も注意すべき点です。ブルーギルはブラックバスと同じ特定外来生物に指定されており、外来生物法によって生きたまま運搬・移動させることが禁止されています。これは、たとえ釣った場所の中で数メートル移動させるだけでも違反にあたります。つまり「釣ったギルを生きたまま針につけて、別の場所に投げて泳がせる」という行為は、その時点で法律に触れてしまうのです。

ネット上には「ギルの泳がせはルアーより釣れる」という情報が残っていますが、絶対に真似しないでください。なお、ブルーギルを釣ること自体や、釣ったその場で放す(キャッチ&リリース)は法律上問題ありません。問題になるのは「生きたまま持ち運ぶ・移す」という部分です。ここを誤解しないことが大切です。

ザリガニ・金魚を「よそから持ち込む」のもやめましょう

アメリカザリガニは2023年6月から条件付特定外来生物に指定され、釣り餌としての販売・購入ができなくなりました。また、自力で移動できる範囲を超えて運んで放したり、しばらく保管してから放したりすると違反になります。その場にいたザリガニをその場で使う程度なら問題ありませんが、別の場所からザリガニや金魚を持ち込んで餌にするのは避けてください。本来その水域にいなかった生き物を持ち込むことは、生態系を乱す原因になりますし、エサが逃げれば新たな外来種の拡散にもつながります。

釣ったバスの持ち帰り・移動も禁止

エサの話とあわせて覚えておいてほしいのが、ブラックバス自体も、生きたまま釣り場から持ち出すことは禁止されているという点です。「大きいバスが釣れたから別の池に移したい」といった行為は、外来生物法違反になります。釣ったバスは、その場でリリースするのが基本です。

外来生物の持ち出し禁止を示すイメージ

なぜここまで厳しいのか — 背景を知っておこう

ブラックバスもブルーギルも、もともと日本にいなかった魚です。繁殖力が強く、在来の魚やエビ、水生昆虫を食べ尽くしてしまうため、各地の生態系に深刻な影響を与えてきました。琵琶湖などでは、駆除に毎年多額の予算が投じられているほどです。こうした被害を食い止めるために作られたのが外来生物法で、「入れない・捨てない・拡げない」の3原則が基本になっています。ルールを守って釣りを楽しむことが、結果的に釣り場を残すことにもつながります。

まとめ|安全なエサで、正しくエサ釣りを楽しもう

ブラックバスのエサ釣りは、ルアーとはまた違った面白さがあり、初心者やお子さんが「最初の1匹」を釣るにはうってつけです。使うエサは、ミミズ・エビ・魚肉ソーセージといった安全で入手しやすいもので十分。わざわざ法律に触れるリスクを冒してブルーギルやよそのザリガニを使う必要は、まったくありません。

「よく釣れる」という情報を鵜呑みにせず、それが本当に問題のない方法かを一度立ち止まって考える。それが、これからも気持ちよくバス釣りを続けるための、いちばん大事なマナーだと思います。

バス釣り全般のコツは、こちらの記事で詳しくまとめています。

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