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【2026年最新】熱海〜伊東で今も釣りができる堤防3選と、行けなくなった釣り場

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「伊豆に釣りに行きたい」「ネットで見た穴場に行ってみたい」と考えている方に、先に大事なことをお伝えしておきます。伊豆、とくに熱海から伊東にかけての東伊豆エリアは、ここ数年で釣りができる堤防が一気に減りました。かつて「爆釣ポイント」「穴場」として紹介されていた場所の多くが、2024年から2025年にかけて次々と立入禁止・釣り禁止になっています。

ネット上には、そうした「今はもう入れない場所」を穴場として紹介したままの古い情報がたくさん残っています。それを真に受けて現地まで行くと、バリケードと立入禁止の看板の前で立ち尽くすことになりかねません。この記事では、私が釣り歴20年以上・静岡の海に通ってきた経験をふまえ、2026年時点で実際に釣りができる熱海〜伊東の堤防と、もう行けなくなってしまった名所を、正直にお伝えします。

結論を先に言うと、家族連れなら「川奈港・いるか浜堤防」、エギングや根魚を楽しみたいなら「伊豆多賀港」、本格的に青物や大物を狙うなら「南熱海マリンホール裏」。この3か所が現状のおすすめです。ただし、どこも昔ながらの「なんでもアリ」の釣り場ではなくなっているので、ルールの確認は必須です。

海に伸びる堤防と釣り場の風景

2026年現在、今も釣りができる熱海〜伊東の堤防3選

① 川奈港・いるか浜堤防(伊東市)|家族連れならまずここ

釣れる魚アジ・イワシ・小サバ(サビキ)、メジナ・クロダイ・ウミタナゴ(ウキ)、ソウダガツオ・イナダなどの青物(夏〜秋)
釣り方サビキ、ウキ釣り、ちょい投げ、カゴ釣り、ショアジギング
駐車場いるか浜駐車場。夏季(海水浴シーズン)は有料1,000円/日、それ以外は基本無料
トイレあり(海水浴場併設)
アクセス伊豆急行線・川奈駅より徒歩約15分/車は国道135号を南下、伊東港を過ぎてすぐの分岐を左

いるか浜堤防は完成してから比較的新しい堤防で、上のスペースが広くベンチや手すりも整っています。海水浴場に隣接していて足場もよく、東伊豆のなかではもっともファミリー向きの釣り場です。初夏からはサビキでアジ・イワシ・小サバが数釣りでき、ウキ釣りではメジナやクロダイ、夏から秋にはソウダガツオやイナダといった青物も回ってきます。

注意点が二つあります。ひとつは、川奈港の白灯堤防(漁港側)は全面立入禁止になっています。釣りができるのは、いるか浜堤防とその周辺だけです。漁港内には関係者以外立入禁止の標識が増えているので、看板のある場所には絶対に入らないでください。もうひとつは、毎年4月1日〜9月30日は、川奈港全域でアオリイカ釣りが禁止されている点です。この期間にエギングをすると規則違反になります。イカを狙うなら10月以降にしてください。

② 伊豆多賀港(熱海市)|エギングと根魚の穴場的存在

釣れる魚アオリイカ(エギング)、クロダイ、カサゴ・メバルなどの根魚
釣り方エギング、フカセ釣り、探り釣り
駐車場専用駐車場なし。隣接する長浜海水浴場の駐車場を利用し徒歩
トイレ国道を渡った公園内にあり
アクセスJR伊東線・伊豆多賀駅より徒歩約10分/車は熱海から国道135号を南下、最初に見える港

地図看板では「戸又港(とまたこう)」と表記されていることもある小さな漁港です。熱海から国道135号を南下して最初に現れる港で、海を見ながら走るとすぐにわかります。ランガンでエギングをする人が多く、アオリイカの実績があります。港内の小さな堤防はクロダイの実績も高く、テトラ周りではカサゴやメバルといった根魚も楽しめます。

ここで気をつけたいのは、港内に「関係者以外立入禁止」の看板があるエリアと、釣りができるエリアが混在していることです。どこでも竿を出していいわけではないので、看板を必ず確認してください。また専用駐車場がないため、隣の長浜海水浴場の駐車場に停めて歩くことになります。足元にテトラが入っている場所は初心者には危険なので、無理をせず足場の安定した場所を選びましょう。

③ 南熱海マリンホール裏(熱海市)|青物・大物狙いの実力派

釣れる魚シロギス(投げ)、イナダ・ソウダガツオなどの青物・マダイ・メジナ(カゴ)、クロダイ・根魚
釣り方投げ釣り、カゴ釣り、ショアジギングなどのルアー
駐車場あり(小山臨海公園の駐車場)
トイレあり
アクセスJR伊東線・網代駅より徒歩約10分/車は国道135号沿い、下多賀の消防署を左折し道なり

正式には小山臨海公園という公園の一角ですが、釣り人の間では「マリンホール裏」と呼ばれています。網代湾の最奥に位置していて波風に強く、荒れにくいのが特徴です。公園の埋立地を囲むように石積みの護岸とテトラ帯が続いていて、その一帯が釣り座になります。投げ釣りではシロギス、カゴ釣りではイナダやソウダガツオといった青物、マダイやメジナが狙え、夏から秋の青物シーズンにはショアジギングでも実績があります。駐車場とトイレが整っているのもありがたいところです。

ただし足場は石積みとテトラ帯で、決してよくはありません。小さなお子さん連れのファミリーには向きません。ある程度長い竿を使ったほうが釣りやすく、沖に定置網が入っていることがあるので、遠投する際は網に掛けないよう注意してください。

海釣りでスピニングリールを操作する様子

【要注意】かつての名所が、釣り禁止になっています

ここからが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。ネットで「伊豆の穴場」を調べると必ず出てくる有名ポイントのうち、すでに釣りができなくなった場所があります。古い記事を見て現地に行っても入れないので、事前に知っておいてください。

伊東港|「伊豆最大の漁港」は実質全面禁止に

伊東港は、サビキから投げ、カゴ、穴釣りまで何でもできる伊豆最大級の漁港として、長年ファミリーにも上級者にも親しまれてきた超メジャースポットでした。しかし2024年から2025年にかけて、白灯台堤防・新井堤防が全面立入禁止・釣り禁止となり、実質的に釣りができない状態になっています。現地にはロープとバリケードが設置され、行政が釣り禁止区域に指定しているエリアもあります。「伊東港が穴場」と紹介している情報は、もう過去のものだと考えてください。

下多賀港|2024年に釣り禁止の看板が設置

下多賀港は、大型のクロダイが釣れることで知られた、こぢんまりした人気ポイントでした。しかし2024年に釣り禁止の看板が設置され、釣り場としては使えなくなっています。こちらも古い「穴場」情報が残ったままなので、注意してください。

なぜこうした禁止が急速に進んだのか。背景には、ゴミの放置、漁業関係者の駐車スペースへの無断駐車、立入禁止エリアへの侵入といった、一部の釣り人によるマナー違反の積み重ねがあります。釣り場を残すためにも、今行ける場所では最低限のルール——ゴミは必ず持ち帰る、関係者の車や作業の邪魔をしない、看板の指示に従う——を守ることが、これまで以上に大切になっています。

伊豆に釣りに行く前に、必ず確認してほしいこと

  • 現地の看板が最優先:ネットの情報より、その日その場所の看板・掲示が絶対です。立入禁止・釣り禁止の表示があれば必ず従ってください
  • 漁協・自治体の最新情報を確認:伊東エリアはいとう漁業協同組合が釣りのルールを公開しています。規制は年々変わります
  • アオリイカの禁漁期間に注意:川奈港のように、期間限定でイカ釣りが禁止される港があります
  • ライフジャケットの着用:堤防でも転落事故は起きます。とくにテトラ帯は必ず着用を
  • 不安なら有料施設という選択も:熱海港海釣り施設のように、柵とトイレが整い、料金を払って安全に釣りができる場所もあります。初めての方や子連れにはこちらが安心です

まとめ|「今行ける場所」を大切に釣ろう

伊豆は今も魅力的な釣り場がたくさんある一方で、「昔は穴場だった場所」が次々と釣り禁止になっている、変化の激しいエリアでもあります。2026年時点で熱海〜伊東で安心して釣りができるのは、家族連れなら川奈港・いるか浜堤防、エギングや根魚なら伊豆多賀港、青物や大物なら南熱海マリンホール裏。まずはこの3か所から始めてみてください。

そして何より、今釣りができる場所を、次の世代にも残していけるように。ゴミを持ち帰り、看板を守り、地元の方への配慮を忘れずに——それが、伊豆で長く釣りを楽しむための一番の「攻略法」だと思います。