
シマノのベイトリールの頂点に立つのがアンタレスシリーズです。「いつかは欲しい憧れの一台」として名前は知っていても、遠心ブレーキの通常モデル・DCモデル・DC MDと種類が多く、年式もいくつもあって「結局どれを選べばいいのか」で迷いがちです。
結論から言うと、アンタレスは大きく3系統。汎用的に使える最新の「25アンタレス」、扱いやすさ抜群のDC機「21アンタレスDC」、ビッグベイトやソルトまでこなす最強の「23アンタレスDC MD」——この3つが現行の主力です。用途に合わせて選べば失敗しません。
私は山梨在住で釣り歴20年以上。バス釣りで長くベイトリールを使ってきた経験から、アンタレスの系譜と、いま新品で狙うならどれか、目的別に整理します。
なお、ネット上には数年前の世代(19アンタレスまで)で止まった比較も多く残っています。この記事では最新の25アンタレスやMGLスプールIVまで含めて解説します。
アンタレスは3系統|まず全体像をつかむ
アンタレスシリーズは、ブレーキ方式と用途で次の3系統に分かれます。ここを押さえると一気に選びやすくなります。
- ノーマル(遠心ブレーキ):12→16→19→25アンタレスと続く本流。軽快なキャストフィールでバーサタイルに使える。
- DC(デジタルコントロールブレーキ):電子制御ブレーキでバックラッシュしにくい。16DC→21アンタレスDC。
- DC MD(モンスタードライブ):ビッグベイトやソルトのストロングゲーム対応の最強モデル。18→23アンタレスDC MD。
DCブレーキやMGLスプールといった技術そのものについては、別記事で詳しく解説しています。仕組みから知りたい方はあわせてどうぞ。


現行の主力3モデルを目的別に

25アンタレス|最新・バーサタイルの本流
遠心ブレーキ(SVS∞)に専用設計のMGLスプールIVを組み合わせた最新フラッグシップ。ベイトリールで初めて「サイレントドライブ」を搭載し、巻き心地も一段上質になりました。クセが少なく幅広い釣りに使える、いわば”王道の一台”です。まず1台の憧れリールとして選ぶならこれが本命です。
21アンタレスDC|扱いやすさで選ぶDC機
DCブレーキとMGLスプールIIIを搭載し、バックラッシュを気にせず気持ちよく投げられるモデル。DC MDに比べてスプールがコンパクトで、近距離や10〜17g前後の軽めのルアーの扱いやすさに優れます。カバー撃ちやボートシーバスなど、手返しよく投げたい釣りと好相性です。
23アンタレスDC MD|ストロングゲーム最強
シリーズ最強の「モンスタードライブ」。MGLスプールIIIと最新のDC制御を搭載し、20lb-100mのハイラインキャパを備えます。ビッグベイトや太いラインを使う釣り、さらにソルト(ベイトシーバス・ショアジギング・ロックフィッシュ)まで対応する万能ストロング機。1台で淡水も海もこなしたいならこれです。
目的別・アンタレスの選び方
| こんな人に | おすすめ | 理由 |
| クセなく幅広く使いたい | 25アンタレス | 最新・遠心×MGL IVでバーサタイル |
| バックラッシュを避けたい | 21アンタレスDC | DCブレーキで扱いやすい |
| ビッグベイト・ソルトも | 23アンタレスDC MD | ハイキャパ&ストロング対応 |
シーバスなどソルトで使うなら、塩に配慮した設計で太いラインも扱えるDC MDが安心です。アンタレスは大型番手が中心のため自重はそれなりにありますが、いずれのモデルも巻き心地・剛性はトップクラスで、長く使える相棒になります。
旧モデルを中古で探すときの注意
12・16・19アンタレスや、16DC・18DC MDといった旧モデルは今も人気で中古市場に出回ります。ただし高価格帯の精密機ゆえ、DCユニットやスプールの状態、オーバーホール履歴は必ず確認を。ブレーキのモード(16のXモード→18以降のXBモードなど)や、MGLスプールの世代でキャスト感が変わる点も理解しておくと選びやすくなります。世代が新しいほどキャスト性能・トラブルレス性は総じて向上しています。
まとめ|迷ったら25アンタレス、用途がはっきりしているなら専用機
アンタレスは、迷ったら最新でバーサタイルな25アンタレス。バックラッシュ対策を重視するなら21アンタレスDC、ビッグベイトやソルトまで一台でこなすなら23アンタレスDC MD——この選び方でまず外しません。
どれもシマノ最高峰の実力機です。予算と用途を照らし合わせて、長く付き合える憧れの一台を選んでください。
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