「静浦漁港で釣りがしたい」——そう思ってこの記事にたどり着いた方に、まず結論をお伝えします。静浦漁港(静岡県沼津市)は、現在すべての釣りが禁止・立入禁止になっています。かつてはカゴ釣りの人気港として知られましたが、今は関係者以外は港に立ち入ることができません。私は山梨県在住で釣り歴20年以上、沼津エリアの堤防にも通ってきました。この記事では、静浦漁港の今の状況と、なぜこうなったのかを正直にお伝えします。
ネットや古いガイドには、静浦漁港について「子連れにもおすすめ」「大物まで釣れる3つの好ポイント」といった案内が今も残っています。しかしこれを真に受けてはいけません。現在の静浦漁港は、そうした情報がまったく当てはまらない状況になっています。

静浦漁港の現状(2026年)— 全面的に釣り禁止・立入禁止
静浦漁港は沼津市獅子浜にある漁港で、かつてはアジ・タチウオ・青物・アオリイカなどが狙え、遠投カゴ釣りの人気港として多くの釣り人でにぎわっていました。しかし2023年ごろから規制が始まり、現在は港湾管理者・漁協の判断で、事実上すべてのエリアで釣りが禁止されています。堤防の入り口は物理的に封鎖され、関係者以外は立ち入れません。
実際、沼津土木事務所に取材した情報でも「静浦漁港は関係者以外立ち入り禁止のため、釣りをすることはできない」と確認されています。以前は夜釣りや一部エリアで黙認されていた時期もありましたが、現在は全面禁止で、2026年に入っても解除の見込みは立っていません。工事などによる一時的な制限ではなく、恒久的な措置としての色合いが強まっています。

なぜ釣り禁止になったのか
背景にあるのは、全国の釣り場で釣り禁止が広がっているのと同じ理由です。ゴミの放置、トイレ以外での排泄、漁業者の作業の妨害、駐車トラブル——こうした問題の積み重ねです。漁港はもともと漁師さんたちの仕事場であり、釣り人はその場所をお借りして釣りをさせてもらっている立場にすぎません。静浦漁港でも夜釣りの迷惑行為などが問題化し、段階的に規制が強化されていきました。
「自分はマナーを守っている」という人がほとんどだと思います。それでも、一部の心ない行為が積み重なると、港全体が閉ざされてしまう。静浦漁港は、その厳しい現実を示す一例と言えます。
「ルアー禁止」などの古いローカルルールについて
静浦漁港には、かつて「ルアー釣りは禁止」というローカルルールもあり、釣り人同士の揉め事の一因になっていました。ただ、いずれにせよ現在は釣り自体ができません。ネット上に残るこうした断片的な情報は、今の静浦漁港には当てはまらないものとして扱ってください。古い情報を基準に「行けるかもしれない」と考えるのは禁物です。
周辺で釣りをするときの注意(沼津エリア)
静浦漁港だけでなく、沼津エリアは近年、釣り禁止が急速に拡大しています。ダイビングスポットとして有名な大瀬崎も2020年8月から釣り禁止になりました。竿を出す前には、必ず現地の看板と最新情報を確認し、封鎖・立入禁止のサインには絶対に従ってください。「昔は釣れた」という情報だけで現地に向かうと、封鎖されていて釣りができないばかりか、知らずに立入禁止区域へ入ってしまう恐れもあります。
無理な釣行や迷惑行為は、今残っている数少ない釣り場を、さらに減らすことにつながります。釣り場を未来に残すためにも、ルールを守る姿勢が何より大切です。
まとめ|静浦漁港は今は釣り禁止。最新情報の確認を

静浦漁港は、かつての人気港から一転して、現在は全面的に釣り禁止・立入禁止となっています。古い「おすすめポイント」情報は使えません。①港の封鎖・看板には必ず従う/②沼津エリアで釣る場合も最新の規制を確認する/③マナーを守る。これ以上釣り場を失わないために、私たち釣り人一人ひとりの行動が問われています。
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